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コロナ対応、職員14人が過労死ラインに 秋田の保健所

新型コロナウイルス

佐藤仁彦
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 秋田市内で新型コロナウイルスの感染者がこの春に急増したことを受け、残業時間が「過労死ライン」とされる月100時間を超えた市保健所の職員が、5月中に14人いたことが保健所への取材で分かった。市は「今月、他部署からの応援人員を増やしたばかり。引き続き職員の負担軽減に努める」としている。

 保健所によると、市内では4~5月に繁華街の飲食店や高齢者施設、保育園などでクラスター(感染者集団)が発生。5月だけで過去最多の197人の感染が確認されるなど、感染者の行動履歴や接触者を調べたり、入院先を調整したりする仕事が増えた。

 その結果、保健所の健康管理課で感染症などを担当する保健師と事務職員ら計14人の残業が5月中、月100時間を超えた。最多の人は月184時間。残業が100時間を超えた職員は、4月にも12人いた。保健所は「特に大型連休中に出勤した職員が代休を取れなかったことが響いた」と説明する。

 市はこれまで、他の部署の職員に兼務辞令を出す方法で保健師らの負担軽減を図ってきたが、感染ルートの調査などでは専門知識が求められることが多く、どうしても長時間労働の解消に結びつけられなかったという。佐藤仁彦

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