ラグビー新リーグ概要発表へ チームの採点は非公開に

野村周平
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 2022年1月に開幕するラグビー・新リーグの概要が16日、発表される。

 その発表の2日前の14日、参加チームのカテゴリー分けを左右する算定方法が変更されたことが明らかになった。

 各チームが最も関心を持つのは、参加を希望する24チームを1~3部にどう振り分けるか。審査委員会(委員長=谷口真由美・前日本協会理事)が採点を担当していたが、日本ラグビー協会が最終承認の過程で変更していた。

 新リーグは1部が12チーム、2、3部が各6チーム。事業性、社会性、競技力の三つの指標で評価していた。審査委は6月半ばから下旬にかけて、日本協会に採点結果を報告。14日に記者会見を開いた池口徳也・共同CEOによると、その後、最終シーズンとなった21年トップリーグの戦績や事業運営力について計算方法を変更した。

 関係者への取材によると、この変更によって、当初の順位が変わり、1部と2部のチームの一部が入れ替わったという。

 新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期され、大会方式が変わったことにより、複数のチームのリーグ順位が同じになったことなどが影響したという。池口氏は「チームとは順位によって均等に傾斜した配点を行うことで合意していた。一方で審査委の報告はそこが傾斜配分にならない部分があった。一部整合性が取れないので、再計算をした」と説明した。具体的な採点や計算方法については言及を避けた。

 その他は、全て審査委の判断を尊重したという。

 審査委の結果は、森重隆会長と外部の弁護士が検証し、再計算することを決めた。

 池口氏は「すべての評価を定量的に計れるなら公平で明らかだが、今回は評価項目をどう点数に反映するかで、(審査委の)裁量部分が残った。今後、このようなことをする場合は、明らかな基準をできるだけ定めて進みたい」と語った。

 日本協会は審査委のメンバーについて谷口氏以外を公表する予定はないという。また、各チームの順位や点数は公開しない方針だ。(野村周平)