西日本豪雨の被災地から応援メッセージ 被災者励ます

山下寛久
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 大規模な土石流が発生した静岡県熱海市伊豆山の公民館などに、3年前に起きた西日本豪雨の被災地から届いた子どもたちの絵や応援メッセージが張り出されている。被災者や救助隊らが足を止め、うなずいたり、写真を撮ったり。今も捜索活動が続く被災地を励ましている。

 「乗り越えた先に未来がある」「静岡のみんなが笑顔いっっっっぱいになりますように!!」。土囊(どのう)袋に花や動物の絵とともに書かれたメッセージは、伊豆山にある仲道公民館入り口と、隣接する喫茶店「権現茶屋」に張り出されている。

 書いたのは西日本豪雨土石流で大きな被害が出た、広島県坂町の町立小屋浦小学校の児童や小屋浦みみょう保育園の園児、地元住民ら。住民らの発案で、豪雨から3年となる今月6日に約120枚を作成。12日に届けたという。

 同小の中下正美校長は「児童たちは被災した時にボランティアに助けていただいたので、そのお返しをしたいという気持ちで書いていました」。

 伊豆山の建設業、高橋佐吉さん(70)は、「広島からも応援してくれて、感謝しかない。災害があったけど、頑張るぞという気持ちになりました」と話した。(山下寛久)