福島の三浦大輔は浜通りの「番長」 ハマの番長めざして

古庄暢
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(15日、高校野球福島大会 相馬4-1いわき総合)

 1点リードの八回表2死一塁、マウンドのいわき総合のエース・三浦大輔(3年)が投げた直球は、二塁手の頭を越える同点の適時打に。九回に6安打を浴び、勝ち越しを許した。試合後、「気持ちを込めたが、球が浮いた」と目を赤くしてうつむいた。

 投手として「ハマの番長」の愛称で親しまれた横浜DeNAベイスターズ三浦大輔監督と同姓同名。野球好きの祖父が三浦監督にあやかり、名付けてくれた。動画サイトで三浦監督の現役時代の投球を見て、配球や投球術などを学んだ。チームメートからも頼りにされ、最近は「番長」と呼ばれるようになった。

 チームは今夏、4年ぶりに初戦を突破して2勝を挙げた。自身もエースとして2試合に登板し、許した失点は4。この日も七回から継投し、1死三塁の窮地を緩急を生かした投球で乗り切った。

 浜通りの「番長」は卒業後は就職をめざす。「三浦監督のようなプロは無理でも長く野球を続けたい」と笑顔で話した。(古庄暢)