「商売知らないから」 酒の取引停止依頼で麻生氏が持論

有料会員記事

榊原謙
[PR]

 酒の提供自粛をめぐり政府が政策を相次いで撤回していることについて、麻生太郎財務相兼金融担当相は16日、「いろんな方面にご迷惑をおかけするようなことになった。総理からもおわびが出ていたし、私からも改めておわびを申し上げる」と述べた。この日の閣議後の会見で質問に答えた。

 麻生氏は「なんでこんなことになったかといえば、それは多分(官僚らが)商売を知らないからだね」と指摘した。酒の提供停止要請に従わない飲食店との取引停止を卸業者らに求めたことについて、「仲卸が『酒を出さないようにしてください』って言っても、『じゃあこっちから買うわ』って言われて終わりだ」と持論を述べた。

 内閣官房と国税庁は8日に連名で、酒の提供自粛に応じない飲食店との取引停止について、卸業者を含む酒販などの関係団体に文書で依頼していた。業界団体などが反発し、政府は13日夜に依頼を撤回した。

 政府が金融機関に飲食店への働きかけを依頼しようとしていた問題では、内閣官房が財務省金融庁などと事前に調整し、8日に関係省庁へ事務連絡を出している。西村康稔経済再生相は8日夜の会見で、休業要請などに応じない飲食店の情報を金融機関と共有して、「順守を働きかけていく」と述べていた。

「ほっとけと言えば、自然と止まる」

 麻生氏は外遊先のイタリアで…

この記事は有料会員記事です。残り370文字有料会員になると続きをお読みいただけます。