カンヌで「竜とそばかすの姫」 細田守監督に満場の拍手

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カンヌ=佐藤美鈴
【動画】カンヌ映画祭で最新作が上映され、スタンディングオベーションを受ける細田守監督=佐藤美鈴撮影
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 フランスで開催中の第74回カンヌ国際映画祭で15日夜(日本時間16日未明)、細田守監督の新作アニメーション「竜とそばかすの姫」が公式上映された。今年新設されたカンヌプレミア部門に選ばれ、細田監督も上映に立ち会った。

 「竜とそばかすの姫」は「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田監督にとって「未来のミライ」以来3年ぶりとなる新作。日本でも16日に全国で公開された。

 高知に住む17歳の高校生すずはインターネット上の仮想世界「U〈ユー〉」で歌姫として世界的な人気を得るが、秘密を抱えた乱暴な「竜」に邪魔される。「美女と野獣」を想起させる物語で、誹謗(ひぼう)中傷があふれる世界の中で少しずつ心を開いていく姿を描く。

 上映後、10分以上にわたり会場からの拍手と歓声に包まれた細田監督は「本当にありがとう。最後まで見てくれて、たくさんの気持ちのこもった拍手をくれて、本当にうれしいです。ありがとう。みんな手が痛かったと思うけど、本当に拍手してくれてうれしかった」と観客に感謝した。

 一夜明けた16日に取材に応じた細田監督は「あんなに長い時間スタンディングオベーションをいただく経験がなかったのでびっくりしました。一般の人に見ていただくのは初めてで、すごく緊張してたんですけども、みなさんが温かく迎えてくださって本当に感激しました」と公式上映を振り返った。

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