レバノン首相候補が辞退 爆発で総辞職の内閣、空白続く

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ベイルート=伊藤喜之
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 中東レバノンの混迷が深まっている。首相に指名されていたサード・ハリリ元首相が15日、組閣を断念すると発表し、指名も辞退した。昨年8月に首都ベイルートで起きた大爆発で当時の内閣が総辞職に追い込まれて以来、正式な内閣が発足できず、政治的な空白が1年近く続いている。

 「大統領に同意できないのは明らかだ」

 ハリリ氏は同日、アウン大統領との約20分の会談を終え、記者会見で語った。 その前日、ハリリ氏は組閣のための閣僚名簿をアウン大統領に提出していた。しかし、アウン氏はこの組閣案を拒否した。

 レバノンでは宗教や宗派で国…

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