日韓で結束12年 海岸ごみ拾い続く 政治の対立超えて

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太田原奈都乃、寺島笑花
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2030 SDGsで変える

 海を越えて流れ着く漂着ごみの問題に、国境を越えて取り組む市民参加型の清掃活動が、日本と韓国で続いています。10年以上前に始まり、SDGs(エスディージーズ、持続可能な開発目標)の「海の豊かさを守ろう」という目標にもつながっています。(太田原奈都乃、寺島笑花)

 漁業用の網や、発泡スチロールが砕けたとみられる破片、ハングル文字が書かれたペットボトルやポリタンク――。真っ白な砂浜のあちこちにごみが埋まっていた。

 日本海に臨む山口県長門市の大浜海岸。7月4日朝、ごみでいっぱいになった袋を運ぶ人たちの姿があった。山口を含む日本海側の福岡、佐賀、長崎の4県と、韓国の4市道が毎年5~7月、海を挟んで海岸の清掃に取り組む「日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃事業」の一環だ。

 長年、この海岸で清掃を続け…

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