ホンダ「脱ガソリン」前倒しも 社長、EU禁止案踏まえ

神山純一
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 ホンダの三部敏宏社長は16日、販売する新車すべてを電気自動車(EV)か燃料電池車(FCV)にする「脱ガソリン」の目標時期を、2040年から前倒しする可能性を示唆した。欧州連合(EU)市場でのガソリン車の新車販売を35年に事実上禁止する案を欧州委員会が示したことを受けたものだ。

 三部社長は東京都内で記者の取材に応じ、「当初の計画の妥当性を検証して必要があれば修正していく」と話した。

 ホンダは今年4月、世界で販売する新車すべてをEVかFCVにする「脱ガソリン」を40年までに実現させる目標を掲げた。35年時点の欧州を含む先進国での目標は、EVとFCVで計8割だった。

 三部社長は「日を追うごとに前倒しになっている。国際的(な動きに)に合わせないと商売ができない」とも話した。(神山純一)