受け付け済み職域接種、会場の半分は盆明け以降 河野氏
戸田政考
新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、河野太郎行政改革相は16日の閣議後会見で、申請が殺到して受け付け休止となった「職域接種」について、申請を受け付けた約5千会場のうち、約半分は待機状態が続き、その多くが8月のお盆明けにならないと開始できない、との見通しを示した。
企業や大学などの職域接種は米モデルナ製を使っており、約5千会場から申請があった。河野氏によると、接種が始まったのは約2千会場で、さらに400会場は、近く始められるという。
残りの約2600会場について、河野氏は「8月9日の週からいくつかスタートできると思っている。お盆明け以降に多くの会場で開始できると思う」と述べた。待機状態の企業には「いま順番が何番目かをお伝えしたい」とし、進み具合を伝える考えを示した。
厚生労働省によると、11日…
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- 戸田政考(とだ・まさとし)朝日新聞記者
- 科学医療部記者。再生医療やゲノム編集などの基礎医学に面白さを感じ、現在は医療全般を取材。気候変動問題もライフワーク。フットサル年50回が目標。テンションとコレステロールは高め。