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全トヨタ労連「立憲切り」 野党共闘に打ち込むくさび 

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 立憲民主党議員との連携見直し――。6月上旬、全トヨタ労働組合連合会(全ト、35万7千人)がそんな方針を打ち出した。トヨタ自動車デンソー、アイシンなど関連314労組で構成され、連合傘下の有力労組だ。

 愛知県選出の旧民主国会議員とは「連絡会」を作って情報交換や選挙を支援してきたが、今後のメンバーは自動車総連が支援する国民民主党議員と労組の組織内議員に限った。

 立憲は衆参現職11人のうち岡本充功(愛知9区が地盤)、重徳和彦(同12区)、大西健介(同13区)の3衆院議員だけ「連携議員」として残した。

 「組合員と関係を強固に築いてきた自信がある」と話す立憲議員は、自分が連携議員のなかに残っていないことを最近知った。「前回並みの応援はできないと、全トに以前言われた」と振り返る。

 今秋までに実施される衆院選に向け、愛知県内(全15選挙区)でも各党が準備を進めている。かつて「民主王国」と呼ばれた愛知では、長年良好な関係を築いてきた労働組合が一部の国会議員と距離を置く動きを見せている。

 全ト元幹部は「連携議員3人…

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    山下剛
    (朝日新聞記者=医療的ケア児、選挙)
    2021年7月17日8時47分 投稿

    【解説】この兆候は、以前からささやかれていました。 トヨタのお膝元・豊田市をかかえる愛知11区選出の古本伸一郎氏が昨年、立憲民主党と国民民主党の合流新党に加わらず、無所属にとどまったからです。 自民1強の構図がつづいて、政権交代の見通しが立