現代美術の「スレスレ」を探る 京近美の福永治・新館長

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田中ゑれ奈
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 7月1日付で京都国立近代美術館の館長に就いた福永治さん(65)。前任の柳原正樹さんの急逝を受け、打診から1カ月でのスピード着任。広島市現代美術館の館長を今春に定年退職し、私立美術館の特別顧問として悠々自適の生活を始めた矢先だった。

 地元の広島・呉市立美術館を振り出しに、広島市現美、東京都現代美術館の学芸員を務め、国立新美術館の立ち上げに参加した。元々の関心分野は工芸だったが、長く歩んだのは現代畑。敬遠されがちな現代アートを地域に根付かせようと、教育普及活動にも力を注いだ。

 広島でアジア現代美術の企画…

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