熱海土石流、地元有志が高齢者に弁当 「助かる」 

川村直子
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 大規模な土石流が発生した静岡県熱海市で、地元有志らが山あいに住む人たちに弁当を届けている。生活道が遮断され、買い物へ行けない高齢者らの支えとなっている。

 「若い人たちが暑いなか来てくれて、どんなに助かっているか」。急峻(きゅうしゅん)な参道沿いのアパートに暮らす沢渡清さん(83)は、ドアの前で笑顔を見せた。災害で市街地へのバスが使えず困っていたという。

 周辺には規制線が張られ、警察や消防、自衛隊員らが連日、行方不明者の捜索を続けている。市中心部から弁当を運びに来た男性(48)は「まずは今、自分たちができることから。長く支援を続けていきたい」と話した(川村直子)