JR「銀河」初めて県内に 平安装束の女性ら歓迎

直井政夫
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 JR西日本長距離列車「WEST EXPRESS(ウエスト エクスプレス) 銀河」が観光客を乗せて初めて和歌山県内を走り、17日に終着の新宮駅に到着した。同駅のホームでは、平安装束の女性らが出迎えて歓迎した。

 銀河は6両編成で、16日に京都駅を出発。半分ほどに減らした定員がほぼ埋まる約50人を乗せて、和歌山、串本などを経て、17日午前9時半すぎに新宮に到着した。

 横断幕をもって出迎えた田岡実千年・新宮市長は「予約が好調と聞き、ありがたい。熊野の自然、歴史、文化を知ってもらい、リピーターになってほしい」と話した。

 京都駅で乗車し、初めて熊野地域を訪れたという京都市の阪本ゆかりさん(48)は「豪華列車で、寝やすい寝台だったので満足です」。那智の滝や熊野速玉大社を観光する予定という。

 JR西日本によると、銀河は12月下旬まで週2回、往復する予定。車内では、マグロや「熊野ナマズ」など特産の食材を使った弁当などが出される。弁当を担当する新宮市のイタリア料理店の店主・貝岐紀幸さん(40)は「熊野の魅力を感じる食材を盛り込んだ。食の豊かさを知ってもらいたい」と話した。(直井政夫)