濱口監督作に批評家連盟など3賞 カンヌ主要賞に先立ち

カンヌ=佐藤美鈴
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 17日に最終日を迎えた第74回カンヌ国際映画祭で、長編コンペティション部門に参加している濱口竜介監督(42)の「ドライブ・マイ・カー」が、独立賞の国際映画批評家連盟賞とエキュメニカル審査員賞、AFCAE賞を受賞することが決まった。最高賞のパルムドールなどの主要賞とは別に独立して贈られる賞。主要賞が発表される授賞式は、日本時間18日未明に予定されている。

 配給会社などによると、国際映画批評家連盟賞は国際映画批評家連盟(FIPRESCI)によって選ばれる賞で、日本映画では2001年の黒沢清監督「回路」以来となる。エキュメニカル審査員賞はキリスト教関係者が選ぶ賞で、過去には17年に河瀬直美監督の「光」などが受賞している。AFCAE賞はフランスの独立興行主たちの連合組織が選ぶ賞。

 パルムドールなどの主要賞は、これらとは別に、審査員長のスパイク・リー監督をはじめ9人の審査員が選ぶ。

 「ドライブ・マイ・カー」は、村上春樹さんの短編小説が原作で主演の西島秀俊さんのほか、三浦透子さん、岡田将生さん、霧島れいかさんらが出演。日本では8月20日に公開が予定されている。(カンヌ=佐藤美鈴