息子と仲間に捧げた鶴 高橋喬造さん 京アニ事件2年

有料会員記事

高木智也
[PR]

 36人が亡くなった京都アニメーションの放火殺人事件から18日で2年がたった。京都市伏見区の現場跡で営まれた追悼式では、約400羽の折り鶴が手向けられた。息子の高橋博行さん(当時48)を亡くした父、喬造(きょうぞう)さん(78)が「安らかに眠ってほしい」とこの1年、毎朝折り続けた。

写真・図版
息子の高橋博行さんを思い毎日折ってきた鶴を手に取る喬造さん。ほかの犠牲者35人に向けた折り鶴も添えてあった=2021年7月5日、神戸市須磨区、高木智也撮影

 「寂しいのと会いたいのと、それだけやわ。それに、いまだにひょっと帰ってくる気がしてね」

 喬造さんは7月初め、記者にこう語った。

 この2年間、博行さんへの思いが薄れたことはない。「まだ夢もあっただろうし、やりたいこともあっただろう。もっといろいろな話をしておけばよかった」

 神戸市出身の博行さんは19…

この記事は有料会員記事です。残り1005文字有料会員になると続きをお読みいただけます。