最後までスカウトされずに帰国寸前 15歳の白鵬が必死に伝えた一言

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小俣勇貴
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 歴代最多の優勝45度を誇る大相撲の横綱白鵬(36)=モンゴル出身、宮城野部屋=が27日、引退の意向を日本相撲協会に伝えた。

 初めて来日してから21年。当時15歳のモンゴル出身の少年が角界への足がかりをつかんだのは、大阪府大東市の物流会社「摂津倉庫」で過ごした無我夢中の2カ月間だった。

 2000年10月、モンゴルから大相撲を志す7人の少年が関西空港に降り立った。招いたのはモンゴル出身力士の先駆けとなった一人、旭鷲山(元小結)。母国の子どもたちと日本の角界をつなぐパイプ役にもなっていた。いわゆる「スカウト」だ。力士仲間のつてを頼って協力を求めたのが、実業団相撲の名門、摂津倉庫だった。

 当時の社長、浅野毅さん(享年77)は無類の相撲好きで、快く受け入れた。

 摂津倉庫の1階には土俵、6…

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