白鵬が優勝、45度目歴代最多更新 進退かけた場所制す

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 大相撲名古屋場所(愛知・ドルフィンズアリーナ)千秋楽の18日、横綱白鵬(36)=モンゴル出身、宮城野部屋=が大関照ノ富士との全勝対決を制し、歴代最多を更新する45度目の優勝を果たした。昨年春場所以来で、休場の多さを指摘する横綱審議委員会から「注意」決議を受けて以降では初めての優勝。

 優勝インタビューで、「最高です。勝ってよしという気持ちになりましたし、これで戦えるという気持ちになりました」と語った。

 6場所連続休場していた白鵬は、進退をかけて臨んだ名古屋場所で白星を積み重ね、千秋楽では9年ぶりとなる相星決戦を制した。

 全勝優勝は、2019年春場所以来で通算16度目。36歳4カ月での優勝は、1958年の年6場所制以降では37歳8カ月の旭天鵬に次ぐ2位の年長記録だ。初優勝は大関だった2006年夏場所で、16年間途絶えることなく優勝している。

 白鵬は近年けがが多く、18年初場所から先場所までの計20場所のうち14場所で休場。優勝した昨年春場所以降、一度も15日間を全うできなかった。

 昨年11月場所後には、横審(委員長=矢野弘典・産業雇用安定センター会長)が「引退勧告」に次いで重い「注意」を決議。この名古屋場所の結果次第で、新たな見解を示す可能性を示唆していた。

年長優勝上位

旭天鵬   37歳8カ月

白鵬    36歳4カ月

③千代の富士 35歳5カ月

④栃錦    34歳11カ月

玉鷲    34歳2カ月

鶴竜    33歳11カ月

日馬富士  33歳5カ月10日

徳勝龍   33歳5カ月4日

⑨輪島    32歳10カ月

⑩琴桜    32歳7カ月

※1958年の年6場所制以降