夫は球審、妻はバックネット裏でスコアラー 初のタッグ

中川史
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(18日、高校野球愛知大会)

 連日の熱戦を豊田球場で支えるスタッフの一人で、公式スコアの補助を担当するのは小学校教師の岩田智佳さん(44)だ。18日の第2試合では会社員の夫、直明さん(41)が球審を務めた。

 智佳さんは、豊田西の野球部マネジャー時代から30年近く球場に通い、スコアに限らずアナウンスや球場設備まで熟知する。県高野連の本多浩理事が智佳さんに連絡すれば、各校野球部の元マネジャーら経験者の名簿がそろう、といった具合で野球人脈も広い。

 大学まで野球を続け、審判歴6年の直明さんとの出会いも球場だった。少年野球のアナウンスを頼まれた球場で主催者に紹介され、野球への情熱が結ぶ縁で6年前に結婚した。

 夫が塁審でグラウンドに立つ姿は見たことがあるが、バックネット裏の真後ろから見るのは初めて。試合前の直明さんの緊張度合いを問われると、「始まったら大丈夫」。妻が太鼓判を押した通り、安定のジャッジだった。(中川史)