元不登校の僧侶が「悩み聞くよ」 まんのう町立図書館

福家司
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 香川県のまんのう町立図書館が、中学時代に不登校だった地元の僧侶が中高生の悩み相談に乗る、ユニークな取り組み「センパイ!聞いて」を始めた。

 図書館は4月、中高生向けのコーナー「ティーンズのもり」をリニューアル。大人になるまで命を守り、生き抜き、自分を見つめるために読んでほしい本約600冊を集めた。これを機に、隣接する満濃中の卒業生の僧侶片岡妙晶さん(26)に、後輩たちの悩みを聞いてもらうことを依頼したという。

 初日の7月14日は、満濃中図書館で相談を受け付け、生徒3人が訪れた。3年の男子生徒は「普段は親にも話さない、好きな音楽について相談した。音楽制作を始めたいと話したら、同意してくれたのがうれしかった」と話した。

 片岡さんは「中学時代、教室には一度も入ったことがない。それでも何とかなるよ、大丈夫と伝え、生徒たちに寄り添いたい」。相談は毎月第2水曜日の午後3時から2時間。問い合わせは町立図書館(0877・56・4055)へ。(福家司)