タイで反政府デモ再燃 ワクチンめぐり国と王室に不信感

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バンコク=貝瀬秋彦
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 タイで、プラユット政権の退陣を求める反政府デモが再燃している。新型コロナウイルスの感染拡大でいったん下火になったが、コロナ対策の「失政」への批判が高まるなかで6月下旬以降、市民らが断続的にデモを実施。18日も1千人以上がバンコクの首相府に向けて行進したが、警官隊が放水や催涙ガス、ゴム弾などで行く手を阻んだ。

 タイでは昨年以降、軍事政権の流れをくむプラユット政権の退陣や、軍政下で定められた憲法の改正、王室改革などを求めるデモが続いてきたが、デモのリーダーらに対する「不敬罪」による起訴や、新型コロナの感染再拡大で、3月下旬以降は大規模なデモは行われてこなかった。

 だが政府が感染の拡大を抑えられず、ワクチンの接種も進まないなかで政権への批判が拡大。コロナ禍で昨年より人数は少ないが、6月下旬から複数のグループのデモが続いている。

 背景には、国内では王室系の…

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