トヨタ、10年ぶり新型アクア発売 最新安全機能を装備

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三浦惇平、千葉卓朗
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 トヨタ自動車は19日、新型「アクア」を発売した。2011年にハイブリッド車(HV)専用の小型車として誕生して以来、10年ぶりとなる初めてのフルモデルチェンジ。低価格と使い勝手の良さで幅広い世代から支持され「国民車」として定着した初代を受け継ぎつつ、最新技術を盛り込んで「圧倒的な安さ」を実現したという。

 燃費性能は、ガソリン1リットルあたり35・8キロ(国際的な測定方法のWLTCモード)。初代の性能より約2割良くなり、小型車では世界トップレベルになる。搭載するニッケル水素電池も大きく改良。部品点数を減らして小型化すると同時に高出力を実現し、従来型に比べ、パワーが約2倍にアップした。このため、二酸化炭素(CO2)を出さないモーターの動力で走行できる速度域が広くなり、街中ではエンジンを使わずに走行できる場面が大きく増えた。

 電池のパワーアップには、低速からの加速がスムーズになる効果もある。新型は車体の性能が向上しており、走行安定性も高まった。これらによって、静かでパワフルな「上質感」のある走行が実現したという。全長は4.05メートルで初代と同じだが、前後輪の間隔を長くしたことで後部座席と荷室空間が広がった。

 価格は税込み198万~259万8千円。初代より数十万円高い。最新の安全機能を標準装備したことが主な要因だが、開発担当の鈴木啓友・チーフエンジニアは「お客さまが本当に買いたい装備を搭載した。圧倒的に安い」と説明する。

 初代アクアの発売は、201…

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