全国唯一の鬼がつくまちに鬼フィギュア 海洋堂など制作

藤家秀一
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 全国で唯一、自治体名に「鬼」がつく愛媛県鬼北(きほく)町では、鬼を生かしたまちづくりがさかんだ。

 2005年、旧広見町と旧日吉村が合併して誕生した。町名は鬼ケ城(おにがじょう)山(1151メートル)の北に位置することにちなみ、現地には鬼にまつわる伝説も残る。

 町内の「鬼」で最も目立つのは、二つの道の駅に設置された「鬼王丸(おにおうまる)」と「柚鬼媛(ゆきひめ)」の巨大像。いずれも高さ約5メートルで、フィギュア製造大手の「海洋堂」(大阪府)などが制作した。

 町内の壁やシャッターを鬼のイラストで飾る「鬼のウォールアート」や「愛ある鬼嫁コンテスト」などもあり、7月には町内を走るJR予土線で「鬼列車」の運行が始まった。

 アニメ「鬼滅の刃」のヒットで、今や全国的な鬼ブーム。町の担当者は「鬼をきっかけに自然豊かな町の魅力をもっと知ってほしい」と話す。(藤家秀一)