海外気分?日本のアマルフィ・モンサンミシェル…探した

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滝沢貴大 小西孝司 西田有里 長田豊 吉村駿 鈴木洋和
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 コロナ禍で外出の自粛が続いています。日本にいても海外に旅行した気分が味わえそうな場所を探しました。

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日本のアマルフィ

 和歌山市南西部にある港町の雑賀崎(さいかざき)地区は、斜面に建物が立ち並ぶ景観からイタリアのリゾート地になぞらえて「日本のアマルフィ」と呼ばれている。

 かつては新婚旅行客が大勢訪れた名所も、空き家や旅館の廃虚が増えた。しかし、数年前からSNSで話題になると、県外から観光客が集まるように。2019年にはアマルフィ市のダニエレ・ミラノ市長らを招いた交流行事も開かれた。

 昨年6月には明治時代の古民家を改修した地域交流施設「Gatto blu(ガット・ブル)」が開館。カフェや資料館を備え、施設を管理する白井康祐さん(43)によると土日は満席になることも多いという。

 改装を終えて、7月10日ごろに再オープン。新たに名産のエビを使った料理などを提供する。白井さんは「高齢化などの問題もあるが、少しでも活性化に貢献できれば」と話す。(滝沢貴大)

山陰のモンサンミシェル

 エメラルド色の日本海に臨む島根県西部の益田市小浜(こはま)町。岸から突き出た、直径50メートルほどの宮ケ島に衣毘須(えびす)神社が鎮座する。「参道」は、幅50メートル、長さ100メートルほどの砂浜だ。

 潮が満ちたり、海がしけたりすると「参道」は波の下。沖の小島に修道院が立つフランス世界遺産になぞらえ、「山陰のモンサンミッシェル」と呼ばれる。

 波打ち際の鳥居をくぐり、フナムシが逃げ惑う石段を上がると、松に囲まれた赤い石州(せきしゅう)瓦の社殿がある。豊漁や海上安全の神、事代主命(ことしろぬしのみこと)などをまつる。付近はかつて漁師町だった。18世紀初めに松江・美保神社から近くの山に分祀(ぶんし)され、大政奉還のあった1867年に島に移された。

 社殿の参拝ノートを見ると、中国地方や遠く関東からも。山口県から訪れた家族連れは「こんな海のそばに神社があるなんて不思議。写真映えしますね」。(小西孝司)

けっこう大きい万里の長城兵馬俑

 世界約20カ国の名城、由緒正しき石像、歴史に名高い建築。兵庫県姫路市にある広さ約16万平方メートルの太陽公園に所狭しと並ぶのは、もちろんレプリカ。でも侮るなかれ。単なるレプリカとは違う見応えがある。

 「白鳥城」は、ドイツのノイ…

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