センチュリーは「分不相応だ」 兵庫県知事当選の斎藤氏

武田遼
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 兵庫県知事選の投開票から一夜明けた19日午前、当選を決めた元大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)が神戸市内で記者会見をした。就任後、早期に知事給与を3割、退職金を5割、それぞれカットし、井戸敏三知事がセンチュリーにした知事公用車を別車種に変える考えを示した。「コロナで県民が大変な中、43歳が乗る車としては分不相応だ」と述べた。

 斎藤氏は会見で「80万票以上の負託を受けた。新しい兵庫県を作ってほしいという期待を感じた。コロナ対策など難しい時代に、今までにない発想、手法で県政を運営したい」とも語った。

 斎藤氏は会見に先立ち、当選のあいさつのため県庁を訪れ、県議の議員控室などを訪問。まず、党の推薦に反して対立候補の支援に回った自民会派の控室を訪れた。控室にいた小西隆紀県議は「厳しい選挙をしたから一人ひとりの足元が見える。本当に困っている人をみて頑張ってほしい」と話し、斎藤氏は「ご指導よろしくお願いします」と応じた。

 斎藤氏は、対立候補を応援した井戸知事の知事室も訪れた。同席した自民国会議員によると、井戸知事から「おめでとう」とねぎらいの言葉をかけられ、終始なごやかな雰囲気だったという。(武田遼)