体操男子、団体はリオから1減 日本は「何でもできる」4人そろった

体操

山口史朗
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 リオデジャネイロ五輪で日本が金メダルに輝いた体操男子の団体。今大会、メダルの行方を大きく左右するルールの変更が行われた。

 団体のメンバーが5人から4人に減ったのだ。

 リオ五輪の日本男子は内村航平白井健三山室光史田中佑典加藤凌平の5人で臨んだ。

 決勝は各種目、5人のうち3人が演技し、その合計点で争った。6種目すべてで演技したのはエース内村だけで、加藤が5種目。田中は3種目、白井と山室は2種目だった。特定の種目に強いスペシャリストを生かしやすいルールだった。

 東京五輪の決勝では、各種目を4人のうち3人で演技する。同じ種目を苦手とする選手が2人いると、どちらか一人は演技をしなければならず、チームの得点が伸び悩む可能性がある。そのため、穴の少ないオールラウンダーをそろえる必要がある。

 東京五輪のメンバーは橋本大輝(順大)、萱和磨セントラルスポーツ)、谷川航(同)、北園丈琉徳洲会)の4人。橋本と萱はすべての種目で高得点の目安となる14点以上が期待できる。谷川は鉄棒とあん馬が苦手だが、世界トップクラスの跳馬を含む4種目で高得点が望める。北園は4月に痛めた両ひじの影響でつり輪の難度を落としているが、残り5種目は世界レベルだ。

 日本は現時点で考えられる「最強」のオールラウンダー4人をそろえたことで、穴のないチームが出来上がった。山口史朗