五輪無観客で自宅観戦? テレビ・家飲み家電じわり好調

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鈴木康朗 田幸香純
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 東京五輪の開幕を前に、テレビを買い替える動きが出ている。新型コロナ禍でほとんどの会場が無観客となり、パブリックビューイングも中止に。残された観戦手段として売り手もPRを強める。ただ、賛否が割れて五輪自体が盛り上がりを欠く中、商戦も「熱戦」とまではいかないようだ。

 家電量販店にとって、テレビは五輪のたびによく売れる目玉商品だ。東京・池袋のビックカメラ池袋本店では、6月からテレビ売り場を約2割広げて約260台の実機を展示し、五輪商戦に備えてきた。

 昨年、コロナ対応の一律10…

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