小山田さん、組織委に辞任申し出 「配慮に欠けていた」

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吉沢英将、斉藤佑介赤田康和
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 東京オリンピック(五輪)の開会式で楽曲の作曲を担当すると発表されていたミュージシャンの小山田圭吾さん(52)が、過去に同級生や障害者をいじめた経験をインタビューで語っていた問題で、小山田さんが19日、大会組織委員会へ辞任を申し出たと自身のツイッターで明らかにした。組織委は同日、辞意を受け入れると発表し、「混乱を招いたことを心からおわびします」と謝罪した。

 組織委は同日夜、記者会見を開き、開会式のオープニングの楽曲のうち、小山田さんが担当した4分間を取り消すとした。小山田さんは東京パラリンピックの開会式にも関わる予定だったが、辞任する。関係者によると、五輪の楽曲は23日の開会式までに新たな楽曲に差し替えるという。

 16日に小山田さんが謝罪のコメントを出した後も批判の声がやまず、19日には加藤勝信官房長官が記者会見で組織委に「適切に対応を」と求めていた。

 小山田さんについては、組織委が14日、開会式の楽曲の作曲メンバー4人のうちの一人と発表した直後から、五輪への関与を疑問視する声がネット上に相次ぎ、小山田さんは16日、謝罪文を自身の公式ツイッターに掲載した。組織委も見解を求めるメディアに対し、「(過去の発言は)把握していなかったが、不適切な発言である」とするコメントを発表。一方で「現在は高い倫理観をもって創作活動に献身するクリエーターの一人」として続投させる意向を示した。

 ただ、その後も批判は収まら…

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    長島美紀
    (SDGsジャパン 理事)
    2021年7月20日11時26分 投稿
    【視点】

    問題となったインタビュー記事を読みましたが、「いじめ」なんて言葉でくくれない、知的障害者への犯罪に近しい虐待であり、それをご本人が面白おかしい経験として語っていることに驚きました。「(笑)」が連発する記事は、同級生に行ったことが障害者への差