内閣支持率の低下に秋田知事「国民心情のとらえ方甘い」

増田洋一
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 報道機関の世論調査で菅内閣の支持率が低下していることについて、秋田県佐竹敬久知事は19日の定例記者会見で、新型コロナウイルスワクチン、五輪への対応を要因に挙げ、「国民の心情のとらえ方が甘いのではないか。県民も批判的な方が多い」と述べた。

 高齢者へのワクチン接種を7月末までに終える目標を菅首相が掲げた際、省庁幹部から佐竹知事に電話があり、「市町村に知事から早くやる(接種する)ように言ってくれと、上から目線で言われたから、私は反発して何も言わなかった」と明かした。こうした事例が相当あるとして「強圧的で、ものの言い方が上から目線だ。そこに市町村も都道府県も反発している」と吐露した。

 さらに「官邸主導が全部裏目に出ている。専門的な知識が必要なときに、官邸主導は間違うときがある」とも語った。(増田洋一)