会場入りは1日町民1人だけ?千葉の町、近くて遠い五輪

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稲田博一
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 千葉県一宮町では、東京五輪サーフィン競技が25日から始まる。注目は、同町出身・在住の大原洋人(ひろと)選手(24)。ただ、無観客開催で、会場で五輪を体感できる町民は、町職員1人に限られそうだ。町には今、「近くて遠い五輪」へのもどかしさが募っている。

 サーフィンは7月25日~8月1日の期間で、波のコンディションのいい4日間に開催される予定。

 町では、希望する町内の児童生徒全員と教員ら計1242人が26、27日に観戦する予定だったが、無観客で中止になった。町関係者で会場入りできるのは、1日1人の町職員に限られそうだ。馬淵昌也町長らの会場表敬案もあるが、調整中といい、馬淵町長は「町民が見られないものを町長が見るのはいかがなものか」と悩む。

 日本民間放送連盟によると、民放の生中継は現在、決勝と3位決定戦を想定する7月28日だけ。NHKによると、インターネットの五輪特設サイトで民放の放送日以外に、生で配信する方針だという。

 画面越しの応援にとどまることにやきもきする町民もいる。

 大原選手の父親、剛さん(47)もその1人。息子の活躍を直接見たいと思っているが、「まだ、何も連絡が来ず、分からない。たぶん観戦は無理なのではないか」とあきらめ口調だ。

 サーフィン競技の誘致を始め…

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