サーフィンは25日から4日間、でも波次第で最長8日 フェスは中止

サーフィン

室田賢
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 自然相手のサーフィンは、気象条件で急に競技日程が変動することが珍しくない。暴雨風で危険な場合や、逆に天候が穏やかすぎて波が全く立たないなど、競技が行えないと判断された場合、翌日以降に試合がずれ込むことが多々ある。

 日程を早める例も。東京五輪は台風の影響で、決勝を1日前倒しして行うと発表された。2018年に愛知県で開催された世界選手権「ワールドゲームズ」は男子決勝の日が悪天候の予報だったため、2日も前倒しで行われた。そのため、準決勝までの4試合を1日で一気にこなした。

 サーフィンならではの事情を踏まえ、東京オリンピック(五輪)では、予定通りに消化すれば競技は4日間だが、余裕を持たせた8日間が組まれている。「波がしっかり立って大荒れはしない」といった、ちょうどいい気象条件が競技に向いている。

 会場となる海で、どの場所で待てば良い波が来るのかを見極める力も選手に必要な能力だ。選手たちがサーフボードにまたがり、ぷかぷかと浮きながら沖から来る波に目をこらす「波待ち」の光景も試合で見られるだろう。

 東京五輪では当初、「サーフィン文化を世界に発信する」として、国際大会にならって「サーフィンフェスティバル」が企画されていた。試合が行われなくても、観客は音楽ライブや飲食を通じてサーフィン文化を楽しめる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で無観客となり、イベントは全て中止になった。室田賢