日経平均、続落スタート 変異株の感染拡大懸念

小出大貴
[PR]

 20日の東京株式市場日経平均株価は続落し、前日から300円94銭安の2万7351円80銭で始まった。その後はやや値を戻し、午前10時半時点では2万7400円前後で推移している。

 前日の米ニューヨーク市場でダウ工業株平均が前週末比725・81ドル(2・09%)安と、今年最大の下げ幅となった流れを引き継いだ。

 米国をはじめ世界で、新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)の新規感染者数が増えており、投資家が慎重姿勢を強めている。米国では比較的安全とされる米国債や円が買われ、長期金利の下落(債券価格は上昇)と円高ドル安が進んだ。

 野村証券の神谷和男氏は「米国株の高値懸念が高まっていたなかで、コロナの再拡大に驚いたように見える。世界経済が腰折れする可能性は限定的で、一過性の動きだとみている」と話す。(小出大貴)