再び日本の地で世界一を バスケ男子スペインが狙う夢

バスケットボール

松本麻美
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 東京オリンピック(五輪)の男子バスケットボールで、45年ぶりに五輪出場する日本が26日の初戦で対戦するのがスペインだ。1次リーグの対戦相手の中で最も強い相手と言っても問題ないだろう。

 世界ランキングは、アメリカ(米国)に次ぐ2位。ワールドカップ(W杯、以前は世界選手権)を2006年、19年の2度制覇。五輪でも、1984年ロサンゼルス大会、08年北京大会、12年ロンドン大会で銀メダル、16年リオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得している強豪中の強豪だ。

 代表12人のうち、米プロNBAに所属しているのは、リッキー・ルビオ、フアン・エルナンゴメス(以上ティンバーウルブズ)、ウィリー・エルナンゴメス(ペリカンズ)、マルク・ガソル(レイカーズ)の4人。レイカーズでNBAチャンピオンになったことがある大ベテランのパウ・ガソル(バルセロナ)など、かつてNBAに所属した経験を持つ選手も数多く含まれる。

 なかでも注目されるのが、身長191センチのポイントガード、リッキー・ルビオだ。14歳だった05年、スペイン1部のリーガACBで史上最年少プロデビューを果たし、「神童」と呼ばれた。広い視野と巧みなパスが持ち味。11年からNBAに拠点を移して3クラブを渡り歩き、30歳になった今も主力として活躍している。

 直近の世界大会、19年W杯では、司令塔としてチームを優勝に導いた。決勝戦の最優秀選手(MVP)、大会ベスト5、そして大会MVPと、各賞を総ナメにし、東京五輪でも強いリーダーシップが期待される。

 スペイン代表にとって、東京五輪のバスケットが開催されるさいたまスーパーアリーナは、06年世界選手権で、初めて世界制覇を達成した会場でもある。

 あれから15年。その当時、代表でプレーしていたのは、パウとマルクのガソル兄弟ら4選手。思い出の場所で、スペイン代表の悲願である五輪初の金メダル獲得を目指している。松本麻美