総年俸300億のスター集団の要 同い年が語る魅力

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 さまざまな競技の超一流選手が、海を越えて東京オリンピック(五輪)にやってくる。競技者としての視点から見たスター選手たちのすごさや魅力を、日本の五輪金メダリストや現役アスリートが語った。

バスケットボール篠山竜青が語るデュラントの魅力

しのやま・りゅうせい 1988年7月生まれ、神奈川県出身。コーチだった母と、兄姉の影響で、小学3年から本格的にバスケットボールを始めた。北陸高(福井)から日大を経て、2011年に当時JBLの東芝(現B1川崎)に入団し、現在もプレー。19年W杯の日本代表主将。ポイントガード。32歳。

 バスケットボールの男子米国代表って、アメコミ映画で言うところの「アベンジャーズ」みたいな存在。スーパーヒーローの集まりなんです。東京五輪代表の年俸総額は300億円近いとか。そんなとんでもない集団の中心にいるのが、ケビン・デュラントです。

 身長208センチで体重は108・9キロ。大柄だけど、ポイントガードの僕から見てもボールの扱いがうまい。3点を含めていろんな距離のシュートが打てるし、1対1で相手を抜き去る力もある。1試合で40点取れる選手は米プロNBAでもなかなかいないです。

 印象に残っているのは2016~17年シーズンのプレーオフ。サンダーからウォリアーズへ、ライバル関係にあったチームに移籍したことでたくさんの批判を浴びていたシーズンなんですけど、点を取りまくって優勝をもぎ取った。自分の価値を自ら証明できちゃうところが、素直にすごいと思いました。

 最近気づいたんですけど、僕、同い年なんです。雲の上の存在すぎて親近感はないですが、代表活動でも中心的な存在になるべき年齢です。東京五輪は無観客となりましたが、ポジティブに捉えれば、普段は聞こえない選手同士の声かけをマイクが拾える環境かと。彼がどんな風にチームメートとコミュニケーションを取っているのか、耳を澄ましたいですね。

 僕は2019年のワールドカ…

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