米国務副長官「皆さんとともに」、拉致被害者の家族に

編集委員・北野隆一
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 北朝鮮による拉致被害者の家族が20日、訪日中のシャーマン米国務副長官と東京都港区の米大使公邸で面会し、拉致問題解決への協力を求めた。面会後、取材に応じた家族らによるとシャーマン氏は「私たちはみなさんとともにいる。連携していく」と答えたという。

 シャーマン氏はクリントン政権で国務省北朝鮮政策調整官として米朝の交渉を担当。バイデン政権では長官に次ぐ副長官に就任した。

 田口八重子さんの長男飯塚耕一郎さん(44)は「時間がたちすぎている。横田滋さんのように、家族が死によって引き裂かれることがあってはならない」と訴えた。横田めぐみさんの母早紀江さん(85)によると、シャーマン氏は「この問題を何とかしなきゃいけない。心を寄せてがんばりましょう」と語ったという。(編集委員・北野隆一