行方不明のウガンダ選手か、三重・四日市市内で見つかる

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 東京五輪出場に向けて大阪府泉佐野市で事前合宿をしていたウガンダ選手団9人のうち、16日から行方がわからなくなっていた重量挙げのジュリアス・セチトレコ選手(20)とみられる男性が20日、三重県四日市市内で見つかった。大阪府警への取材でわかった。

 府警によると、同選手が四日市市内にいるとの情報を得て、府警と三重県警の警察官が午後3時15分ごろ、男性を見つけた。同選手の身分証を持っており、抵抗する様子はなかったという。府警は今後、ウガンダ大使館や選手団などを通じて身元の確認を進める。

 防犯カメラの映像などから、同選手は16日午前6時半ごろ、泉佐野市に隣接する大阪府熊取町のJR熊取駅から電車に乗り、新大阪駅から名古屋駅まで新幹線で移動。名古屋駅で改札口を出たとみられる。

 その後、愛知県警などの協力で、同選手がウガンダ国籍の知人と合流し、岐阜県を訪れたことがわかった。この知人が「四日市市の知人のところに連れて行った」と話したという。移動は車だったとみられる。

 セチトレコ選手は代表選手として来日したが、その後に代表から外れ、20日夜にコーチらと帰国する予定だった。ホテルの部屋に「ウガンダの生活は苦しいので帰らない。日本で働きたい」という内容のメモが残されており、泉佐野市が大阪府警に行方不明者届を出していた。

 残るウガンダの選手団は20日朝、泉佐野市をバスで出発。帰国する2人を除く、ボクシングと水泳の選手ら6人が東京・晴海の選手村に入った。