中国アリババが五輪支援 SNSの応援映像を競技場へ

福田直之
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 中国IT大手アリババ集団は20日、ほぼ無観客での開催となった東京五輪クラウドコンピューティングで支援すると発表した。SNSに投稿された応援映像を競技場で映し出すことなどで、五輪を盛り上げていくという。

 アリババは国際オリンピック委員会(IOC)の最上位スポンサーを務め、五輪のデジタル化を担当する。具体的には、インターネットを通じ、高性能コンピューターでデータ処理するクラウドコンピューティングを活用。手拍子で選手を応援する映像を「#2020ビート」か「#2020beat」というハッシュタグをつけてSNSに投稿してもらい、それをクラウドで応援動画として編集し、競技場で映し出す。

 記者会見したアリババクラウドジャパンカントリーマネジャーのユニーク・ソン氏は「会場に行かなくても選手を応援できる。無観客だが、最善を尽くして五輪を支える」と話した。

 五輪のメディア向け映像配信にもアリババのクラウドが使われる。米インテルと協力し、人工知能(AI)で選手の動きを追跡するサービスも実施する。

 ソン氏によると、データを保存するサーバーは日本国内に置いているという。アリババでは、こうした東京での自社技術の展開を、本国で来年行われる冬季北京大会に向けた前段階と位置づける。福田直之