中東で記者らのスマホ監視か イスラエル製ソフトを使用

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エルサレム=清宮涼
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 米紙ワシントン・ポストなどは18日、イスラエル企業が中東などの政府機関に提供したスパイウェアが、ジャーナリストや人権活動家らのスマートフォンのハッキングに使われていた、と報道した。2018年に殺害されたサウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏の婚約者らも含まれていたとしている。

 ワシントン・ポストや英ガーディアンなど17社の調査報道チームの報道によると、使われたのはイスラエルのサイバー企業「NSOグループ」が提供するスパイウェア「ペガサス」。犯罪者やテロリストの監視用などとして中東などの政府機関が利用しているという。

 スパイウェアはメッセージなどを通じてスマホに入り込み、位置情報や通話記録、連絡先や写真などのデータを盗み出すソフト。

 国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は、ペガサスの顧客が集め、外部に流出した5万件以上の携帯電話番号のリストを入手。調査報道チームによると、電話番号は50カ国以上にわたり、記者や人権活動家、アラブの王族や政治家らの電話番号が含まれていたという。

 調査報道チームが67台を調…

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