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尾身氏「3千人」発言に、長官「そうならないよう宣言」

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 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が東京都の1日の新規感染者数について、8月第1週には過去最多の3千人近くまで増加するとの見通しを示したことについて、加藤勝信官房長官は21日午前の記者会見で「『このままのスピードで感染が広がると』という前提の中でおっしゃっている」と述べ、政府として引き続き感染拡大防止に取り組む考えを強調した。

 尾身氏は20日夜の日本テレビの報道番組で、「2週間後には(新規感染者数が)2倍になって、(年末年始の)第3波のピークを超えていく可能性が出てきた」と指摘。司会者が「8月の第1週には3千人に近い数字になるのか」と質問すると、尾身氏は「そういうことだ」と応じた。

 会見で加藤氏は、尾身氏の指摘について問われ、「まさにそうした状況にならないように、今回の緊急事態宣言をお願いした時も、今後増えていく可能性を踏まえた上で対応した」と説明。「国民の皆さんのご協力も頂きながら、感染拡大防止を努めていく。ワクチン接種を進めていく」と話した。

 一方、官邸幹部は尾身氏の指摘に対し、「びっくりする数字じゃない」と話した。