テコンドーは足技中心、パンチは胴にだけ 日本の松涛館空手が基礎

テコンドー

塩谷耕吾
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 テコンドーは「足のボクシング」とも言われる。足技を重視した格闘技だ。朝鮮半島の古武術や中国武術、日本の松涛館空手を基礎にして、1955年に創始者である韓国出身のチェ・ホンヒ氏がテコンドーと名付けた。

 全日本テコンドー協会によると、現在、世界206カ国に7千万人の競技人口がいるという。88年ソウル五輪などで公開競技として採用され、2000年シドニー五輪から正式種目となった。パラリンピックでは今大会で初めて実施される。

 実戦形式の「キョルギ」(組手)と、型を争う「プムセ」があり、五輪、パラリンピックではキョルギだけが採用されている。

 国際競技団体は、韓国・ソウルに本部を置くワールドテコンドー(WT)と、スペイン・ベニドルムに本部を置く国際テコンドー連盟(ITF)の二つがあり、ルールが違う。五輪、パラリンピックはWTが統括し、WTルールで行われている。

 競技コートは各辺が3・3メートルの八角形。相手の胴や頭に装着した電子防具にクリーンヒットすると、技の種類によってポイントが加算され、その数で勝敗を決める。

 拳での打撃(パンチ)は、胴に対しては許されている。頭部へのパンチが故意とみなされると、反則をとられる。最もポイントが高いのは頭部への回転蹴りで5点。最も低いのは胴へのパンチで1点。

 倒した相手が10カウント以内にファイティングポーズを取れない場合はKO勝利となる。塩谷耕吾