チリのテコンドー選手、陽性で五輪棄権 コロナ理由は初

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 東京オリンピック(五輪)に出場する選手で、新型コロナウイルスの感染で棄権するケースが21日、相次いで明らかになった。新型コロナによる棄権が判明するのはこの日が初めて。

 英国オリンピック委員会は射撃女子クレー・スキートで2016年リオデジャネイロ五輪6位、現世界ランキング1位のアンバー・ヒル選手が陽性のため棄権すると発表した。「途方に暮れている。心境を表現する言葉が何も見つからない」などと声明を出した。

 チリのオリンピック委員会は、テコンドーの女子選手が陽性になり、大会を棄権すると説明した。発表によると、棄権するのは女子57キロ級に出場する予定だったフェルナンダ・アギーレ選手。ウズベキスタンから来日し、空港で受けたPCR検査などで陽性が判明し、選手村には向かわずに隔離されたという。無症状だが、25日の試合は棄権するという。

 オランダのオリンピック・パラリンピック委員会もこの日、スケートボード女子のキャンディー・ジェイコブ選手が陽性で棄権すると発表した。同選手は26日に出場する予定だった。

 組織委はこの日、大会関連で選手や関係者ら8人が陽性になったと発表した。チリのアギーレ選手はこの中の1人という。組織委が7月1日以降に公表した陽性者の数は75人になった。12人の濃厚接触者がいることも発表した。