コメントプラス 菊間千乃さん、犬山紙子さんらの視点は

[PR]

 朝日新聞デジタルで6月に始まった「コメントプラス」。最新のニュースや話題を伝える記事に続けて、専門的な知識や豊かな知見をもつ「コメンテーター」のコメントを読むことができます。記事の見出し横にある吹き出しマークが目印。最近注目を集めたコメントの中身を紹介します。

 7月18日の記事「えっ手書きの連絡帳がアプリに? 保護者も園も負担軽減」(https://www.asahi.com/articles/ASP7G5V2CP79ULFA03T.html)には弁護士の菊間千乃さんがコメント。「アプリであれば、手帳を無くす心配もなく、いつでも振り返ることができ、家族で情報を共有でき、幼稚園での様子を写真で確認することもできる。忙しいビジネスパーソンにとっても、移動の合間に自宅での様子をアップすることができて、有用なのでは」。名古屋大学准教授(教育社会学)の内田良さんは「学校教育ではIT機器活用の着眼点が、子供の学習面に偏りがちですが、現場の負担軽減にも大いに役立つ点がもっと認識されてもよいと思います」と指摘しました。

 19日に配信された連載「きょうも傍聴席にいます。」の「『治さな赤ちゃん死ぬ』中絶薬を飲ませた男、偽りの手口」(https://www.asahi.com/articles/ASP7M4QF4P78TIPE02M.html)には、エッセイストの犬山紙子さんがコメント。避妊具について「めんどくさがって使わない彼氏、避妊具を使おうと嫌われるのが怖くて言い出せない彼女という関係性はDVです。巷には『避妊して欲しかったら、彼を傷つけないように彼を立てながらお願いしてみては』なんてアドバイスがありますが、『避妊して欲しい』と女性側が気を使いつつ言わなければいけない時点でおかしいですよね」と指摘しています。

「『中年の星』が再びタイトル戦へ 将棋・木村一基九段」(https://www.asahi.com/articles/ASP7M74VKP7MUCVL022.html)の19日の記事には、憲法学者で将棋好きの木村草太さんがコメント。2019年の第60期王位戦七番勝負を制し、史上最年長の46歳3カ月で初タイトルを獲得した「中年の星」について、「私の好きな木村一基九段の名言は、次の4つです」とし、「コロナ自体に関して棋士ができることはありません。ただ将棋の魅力は変わらないので、そこは救いです」などの言葉を挙げています。2期目のタイトル獲得を目指す永瀬拓矢王座との五番勝負第1局は、9月1日に仙台市で指されます。

※コメントプラスは有料会員向けサービスです。専門家27人、朝日新聞記者30人が日々コメントします。有料会員登録はこちら(https://digital.asahi.com/info/price/別ウインドウで開きます)。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません