カヌー羽根田卓也「うーん…」 本番直前にコース変更、消えた地の利

カヌー

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 東京オリンピック(五輪)のカヌー・スラローム日本代表に、思わぬ「壁」が立ちはだかった。五輪会場のコースで今月上旬レイアウト変更があり、約2年間の練習で培った“地の利”が消えてしまった。

 「特に(コース)後半が原形をとどめないぐらい変わった。1カ所変わると前半の水流も変わる。非常に難しいコースになった」

 2016年リオデジャネイロ五輪銅メダリストで、4大会連続出場のカナディアンシングル男子、羽根田卓也(ミキハウス)は21日の練習後、こう語った。

 水の流れを左右するブロックの位置が変更され、流速、落差が激しくなった。ブロックにパドルが引っ掛かり、このコースでは初めて折ってしまったという。

 本来ならプレ大会前にレイアウト変更が行われ各国の選手が調整を重ねるが、コロナ禍で大会が中止となったため、変更が本番直前にずれ込んだ。

 羽根田は「地の利が働く競技なのでそれが変わったのは……。うーん、逆境を強みに戦っていくしかない。調子はいい。指折り数えて待った東京五輪が迫りワクワクしている。ベストパフォーマンスに集中して、結果がついてくれば何より。自分のベストなコースアプローチ、ペース配分を見つけた選手がアドバンテージを得る。最後まで集中したい」と意気込んだ。