市長の月給まさかの9万円 値下げ合戦の末の9割カット

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斉藤太郎
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 埼玉県秩父市長の月給が今月から、約9万円になった。新市長が4月にあった選挙で、コロナ禍のなかで「市民に寄り添う」として、90%カットを公約にしたからだ。秩父市では、前市長が8年間の「50%カット」を続け、それに対抗した形だ。

 行き着くところまで来た感のある市長給与の「値下げ合戦」。市民にメリットはあるのか。

 「どうせやるなら9割ぐらいがいいかなぁ、と思って。50%だと、世間一般でもやっている数字なので」

 4月の市長選で「報酬90%カット」を掲げて初当選した北堀篤市長は、今月中旬の朝日新聞のインタビューに淡々と語った。

 北堀市長の口から「50%カット」という言葉が出てくるのには、市長ポストをめぐる長年の因縁があるからだ。

ライバルは50%カット、でも「きつかった」

 秩父の市長選は、給与削減を…

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