渋川市美術館 市役所庁舎に移転へ 23年4月から

柳沼広幸
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 群馬県渋川市の街中にある旧群馬銀行渋川中央支店の社屋を借りて運営している渋川市美術館・桑原巨守(ひろもり)彫刻美術館は、市役所第二庁舎に移転する。現社屋での展示は2022年3月まで。1年間休館し、第二庁舎を改修して23年4月の開館を目指す。

 同美術館は、沼田市出身の彫刻家で女子美術大学名誉教授だった桑原氏の遺族から作品の寄贈を受けて00年12月に開館。桑原氏の彫刻などを常設展示している。他にも渋川市ゆかりの画家の作品などもあり、彫刻や油絵など計約1300点を所蔵する。企画展で市民の美術展を開くなど、街中で市民に親しまれてきた。

 社屋は20年契約だったため、延長して学識経験者や市民らの委員会で今後のあり方を検討。「公共施設の一部への移転」などの提言が出されていた。

 市は、街中にある第二庁舎への移転を決め、1階のホールなどを展示場に改修する。作品を保管するため、旧小野上保健センターを改修して収蔵施設にする計画だ。(柳沼広幸)