35年交通事故死ゼロ 長野・王滝村は国道、信号なし

遠藤和希
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 35年にわたり交通死亡事故ゼロが続く長野県王滝村が21日、県交通安全運動推進本部(本部長・阿部守一知事)から表彰された。表彰状を受け取った瀬戸普(ひろし)村長は「村民が自分事として取り組んできた結果。1日でも長く記録が伸びるよう頑張っていく」と述べた。

 推進本部事務局によると、王滝村は1986年6月10日に村外の男性(当時57)が運転する車が川に転落した死亡事故が発生して以来、事故「ゼロ」が続いており、今年6月10日で35年を達成した。7月20日時点で1万2824日となり、継続中の記録としては全国最長。県内での過去最長は2011年10月17日に記録が途絶えた売木村の1万4793日という。

 王滝村によると、村内に国道や信号はないという。「物損事故はあるが、ガードレールで止まるなど死亡事故は起きていない」と担当者。1日現在の村の人口は714人、375世帯。(遠藤和希)