都内のコロナ病床「既に厳しい」 若い世代の重症化懸念

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枝松佑樹
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 新型コロナウイルスの感染が東京都で激増している。都内の病床は、今後も足りるのか。コロナ患者を診る医師は、変異株が若い世代の重症化を招き、病床を圧迫するのではないかと危惧する。

 内閣官房の資料によると、東京都内の重症病床の使用率は上昇を続けており、20日時点で52%。「ステージ4(感染爆発段階)」に突入している。

 東京都品川区昭和大学病院は、中等症から重症まで、コロナ患者用に38床を用意している。

 6月前半まで入院患者は10人ほどだった。

 だが、徐々に増え、今月21日時点で20人が入院中だ。

 多くが40~50代だという。相良博典院長は、高齢者へのワクチン接種が進んだ影響だとみている。

 相良院長にとって気がかりなのは、インドで見つかった変異株(デルタ株)の広がりだ。

 入院患者の半数がデルタ株の感染者だといい、「感染力が強いだけでなく、急速な重症化も引き起こしているのではないか」と指摘する。

 海外では、デルタ株の患者は、従来株の患者よりも入院率が高いというデータも示されている。

 重症者用は8床で、40代と50代の2人が治療を受けている。いずれも中等症で入院した後に重症化した。

 今月はほかにも、40代の患者が自宅療養中に容体が悪化して運ばれてきたが、すでに死亡していた。

 20~30代でも肺炎を起こ…

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