第5回障害ある40代息子の施設廃止 70代父「どこ行けば」

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畑山敦子、井上充昌、石川春菜
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 「私も妻も年を取り、自宅に帰ってきてもらうのも難しい。また行くところがなくなってしまうのではないか」

 70代の父親はいま、自閉症と知的障害のある40代の息子の新たな居場所を求め、不安を募らせている。

 息子が現在、生活の場にしているのが、千葉県袖ケ浦市郊外の田園地帯にある、知的障害児や障害者のための県立の入所施設「県袖ケ浦福祉センター」。10代から70代の計38人が、成人向け施設「更生園」(定員90人)と障害児向けの「養育園」(同40人)に分かれて暮らし、県社会福祉事業団が運営する。

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 しかし、千葉県は昨年8月、同センターを2022年度末で廃止すると決めた。昨夏以降26人がグループホーム(GH)や民間施設などに移り、今いる人も施設の廃止までに別の場所に移らなくてはならない。

 息子には昨年、あるGHの紹…

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