「釣りと陸上は通ずる」 釣りの師匠が見た山県亮太の癖

有料会員記事

室田賢
[PR]

 東京オリンピック(五輪)陸上男子100メートルに出場する日本代表の山県亮太(29)は海に出ると、童心に帰ったかのように夢中で釣りざおを振る。その研究熱心さは陸上と変わらないほど。そして言う。

 「陸上競技と釣りは通じる部分がある」

 山県は瀬戸内海に面する広島市出身。父親と一緒に子どもの頃からよく釣りに出かけた。慶大を経て、社会人(セイコー所属)になってから、改めて釣りのおもしろさに目覚めた。

 「どうしてこのルアーを使うのか」

 「どの投げ方だとルアーを遠くに飛ばせるのか」

 釣りは気候や潮の満ち引き、波の高さを踏まえて、どこに魚がいるか「仮説」を立てる。

 ルアーの形や大きさを変えながら、リールを巻いて、魚が釣れるかどうかを確かめる。

 この繰り返しが、おもしろい。理由もわかっている。

 どこか似ている…

この記事は有料会員記事です。残り969文字有料会員になると続きをお読みいただけます。