駐日イスラエル大使「衝撃受けた」 解任の小林氏の発言

エルサレム=清宮涼
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 東京五輪で開閉会式のディレクターを務める小林賢太郎氏が解任されたことについて、ヤッファ・ベンアリ駐日イスラエル大使は22日、「大会組織委員会に対し、小林氏の非常に不快な行為を強く非難した」とツイッターで表明した。組織委が小林氏を解任したことについては、「素早い対応を評価する」としている。

 小林氏をめぐっては、お笑いコンビ「ラーメンズ」として活動していた時期にコントで「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」などの表現を使っていたことについて、インターネット上で批判が集まっていた。

 ベンアリ氏は「駐日イスラエル大使として、ホロコースト生存者の娘として、小林氏が過去に行った反ユダヤ主義の発言について聞き、衝撃を受けた」ともツイートした。

 ユダヤ人は欧州などで長く差別を受け、ナチスによるホロコーストユダヤ人大虐殺)を経験した後、1948年にイスラエルを建国した。イスラエルではホロコーストの記憶の継承が重要課題で、反ユダヤ主義との闘いも重視している。(エルサレム=清宮涼